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マウスガードの普及度の低迷は、カスタムメイド・マウスガードについての相談や、製作・装着が行える歯科医師が不足していることも大きな理由の一つであると思われます。
コンタクトスポーツにおいて、歯科領域のスポーツ外傷の受傷率を低下させるためには、マウスガードの装着率を向上させることが効果的であり、そのためには適合性や装着感に優れたカスタムメイド・マウスガードの積極的な普及が望ましいといえます。すなわち、カスタムメイド・マウスガードの使用により、装着上の不満点が解消され、実際の装着率が向上するため、必然的に外傷の受傷率の低下が期待できることになります。
しかし、不適切なマウスガードは、市販のマウスガード同様、傷害予防効果よりも顎関節症の誘因、外力が下顎骨に加わった場合、顎骨に対するひずみの増大により顎骨骨折を引き起こし易くなるなどのデメリットが問題となります。
すなわち、マウスガードの種類にかかわらず、咬合関係の不良なマウスガードの装着は、外傷防止効果が十分に期待できないばかりでなく、様々な外傷・障害を引き起こす可能性があります。したがって、マウスガードの咬合関係については歯科医師による十分な診査と管理が必要と思われます。
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